今年一年のレビトラ誓いを込めて矢を射る「初射(はつしゃ)会」が三日、大津市の皇子が丘公園弓道場であった。五十年以上前から続く新春の恒例行事で、県内の弓の事始めとして先陣を切って行われている。 県内外から十八~九十一歳の八十人が参加。張り詰めた空気の中、射手らは扇子を的にした「扇的(せんてき)」や直径九センチの「金的(きんまと)」などに向かって次々と矢を放っていった。参加者の中には緑や紫、ピンクなどのあでやかな着物やはかま姿も見られ、正月気分を盛り上げていた。 今年成人式を迎える東近江市の専門学校二年小沢梓さん(19)蔵八宝は「新年に弓を引くと気が引き締まる。来年看護師試験があるので勉強を頑張りたい」と気合を入れていた。